たくさんある靴磨きの道具ですが、なんだかんだでこれさえあればたいていの場合対処できるなという風に思うこともあります。
靴をかわいがっているとそれに必要な道具もついつい…
ほしくなってしまうんですよね。
最終的にたどり着いた最低限必要なものを紹介したら、これから少しづつ道具をそろえる方に訳に立てていただけるのではと思い立ちました。
早速、いきますね。
これさえあればの3点
たどり着いたのは、万能布・靴クリーム・ブラシの3点です!

クロス【コットンの布】

コットン素材の布を用意してください。
意外といいのが、コットンTシャツの切れ端です!もちろん、ネル生地などの靴磨き用のクロスもあります。
何度かは洗って使えますが、基本的に使い捨てになりますのでTシャツはおすすめです。
汚れ落とし、クリームの塗布、磨き上げまで行う布になります。
靴クリーム

靴クリームは、磨いた後の仕上がり希望によって選び方が変わりますが、ツヤを重視したい方は、乳化性クリームがおすすめです。
艶出しの靴クリーム(乳化性)を選ぶ際に、ニュートラルといって無色のものを選んでいただくのもいいのですが、色の剥げなど目立たなくできるので色付きのものを準備するといいと思います。黒い靴がたくさんある方は、まずは黒の靴クリームを準備しましょう!
おすすめはこれ!
艶の出やすい、ろう成分が多めの硬さのあるクリームです。硬さの割に伸びやかでムラになりにくくおすすめです。
また、ツヤを出したくない方は、デリケートクリームをご利用ください!
べたつきが少なくて、革靴の内部のお手入れなど様々な用途で活躍するクリームになりますので、古い靴を手入れするということでなければ、デリケートクリームがおすすめです。
おすすめはこれ!
伸びやかなトロっとした溶剤は、とても使いやすいです。クリームと合わせておすすめです。
ブラシ

豚毛ブラシを準備しましょう!
クリームをなじませるために使いますので、コシのある豚毛がいいです。
豚毛ブラシは、クリームの色ごとに分けて使います。クリームの新色を調達する際は一緒に準備しましょう。
ミニマリストな靴磨きの手順
3つの手順で完了です!
布に水を湿らせて汚れを拭き上げます

埃を取り払うことで、靴磨きの準備が整います。
クリームを靴に塗り込みます

選んで準備した靴クリームを指で取って靴に塗り込んでいきます。あまりベタベタつけずに、薄くすりこんでいくように塗布します。
豚毛ブラシでブラッシングしてクリームをすりこみます

豚毛ブラシは腰のある毛のブラシなので、革に押し込むようにクリームを塗っていきます。
塗りすぎて余分なクリームがついている際は、布で磨きながら拭き取りましょう。
やっぱりもう一つ追加させてください!

シューツリー【シューキーパー】は、革靴にとって一番大切といって過言ではありません!
磨くにあたってシワを伸ばして行うことは、クリームを革に馴染ませるためにも必要ですし、何より一度履いた革靴を正常な形状に戻すのにとても大切なアイテムになります。
もし、靴磨きをこまめにしていても深いシワを放置してしまうと革のひびっ割れを起こすこともあります。
革のひび割れは、戻すことが出来ないためとても悲しい結末を迎えてしまします。
おすすめはこれ!
レッドシダーという香り高い樹種でシューツリーでは多く利用されています。手ごろなお値段のものがありますので、お持ちでない方は是非 !
最後に
3つの道具で簡単にでき、職場や出張などのお出かけ先に持っていくこともできる内容でしたね。
初めは、シューケアセットのスターターセットを準備して、靴磨きに慣れてきたら、こだわりの道具を少しずつ揃えていただき、セットの小さい容器のクリームや小さいサイズのブラシは、エチケット用で利用するようにしてもいいかとも思います。
シューツリーは、革靴を履いた後に元の状態に戻すためにとても大切になりますので、是非靴磨きの道具と合わせて調達してくださいね。