【鏡面磨きを失敗しない為の好事例】使った道具の紹介とコツ

SHOE CARE

革靴磨きの醍醐味の鏡面磨きですが、時間をかけても中々光らない、傷がついてしまい思うような磨きにならないなんてことも多いのではないでしょうか。

磨き終わりの余韻に浸って趣味の靴磨きをより充実したものにするために、始めたての方にも簡単に光らせるコツをご紹介していきます。

私も初めは光らせることが出来ても、小傷がついてしまったり、部分的に曇ってしまったりと苦労してたどり着いた道具も合わせて紹介させていただきます。

今回の仕上がり

始めに今回ご紹介するにあたって、仕上げた革靴を掲載させていただきます。

三陽山町の源六郎の茶靴を鏡面磨きしました。

これまで茶系のクリームやワックスを利用して磨いていましたが、今回は革本来の染色を生かして磨こうとすべてニュートラルカラーのクリームやワックスを使って磨いています。

鏡面仕上げ失敗しない為に

サラリーマンにとって帰宅後や休みの日に靴を磨く時、失敗してしまうと投げ出したくなってしまいます…よね。

私だけでしょうか。

きれいにできた鏡面磨きは達成感と充実感を得られる、無心になることでストレスの発散になる効果もあることから、できるだけ早く完成させたい磨き技術となります。

そこで好事例を紹介するにことと合わせてその時に使った道具とコツを紹介させていただき、失敗のない鏡面磨きのお役に立てていただければと思います。

使った道具

  1. サフィール ミラーグロス(ニュートラル)
  2. コロニル 1909 (ニュートラル)
  3. 馬毛ブラシ
  4. 豚毛ブラシ
  5. ネル生地(布)

鏡面仕上げの失敗しない為のワックスとクリーム

おすすめのワックス

サフィールミラーグロス

光りにくい原因にワックスの水分が多すぎることが原因の一つにあります。このミラーグロスシリーズは、水分少なめで少し固めの状態となります。

この少し硬めの状態が光らせやすい秘訣です。

また、水分を飛ばし過ぎたカチカチのワックスもそもそも革靴に塗りにくいため古くなってカチカチになりすぎてしまった際は、ワックスを湯煎などし、温めて柔らかくしてあげましょう。

トリコ
トリコ

このミラーグロスシリーズは、そのちょうどいい硬さにもともとなっているんですね!

おすすめのクリーム

コロニル 1909

靴クリームは、どれにするのかで鏡面磨きに大きな影響は及ぼさないのですが、鏡面磨きにとって、下地作りは大変重要な工程となります。

革は、すっぴんの状態ですと凹凸がありその凹凸をクリームやワックスで滑らかにすることで、鏡面仕上げとなっていきます。

このコロニアルのクリームは、他のクリームに比べ革に膜を張るような仕上がりになるため凹凸をなくすための下地作りが楽になります。

また、今回の茶靴との相性が良く革の質感を生かしながら、とてもつや感のある磨きとなりますので、是非お試しください!

トリコ
トリコ

このコロニルのクリームは、香りがいいのも特徴です!

しっかり光らせるためのコツ

まずは、失敗してしまう原因を理解してコツをつかんでいきます。

鏡面仕上げ失敗の原因

トリコ
トリコ

私は、全部経験しました…

  1. ワックスの硬さ
  2. 布の毛羽
  3. 布による傷
  4. 施工途中での剥離
ワックスの硬さ

ワックスは、水分量が多くても下地作りが思うようにできません。

何層も重ねて革の本来の凹凸を滑らかにしていく必要がありますが、ワックスに水分が多く柔らかいと、何層も作っていくことが出来ず、磨いた際に上手く光りません…

布の毛羽

磨き途中に布の毛羽がついてしまうこともあります。

ワックスの内部に入って硬化すると、下地作りからやり直しになってしまいます。布の毛羽は、新品のネル生地をそのまま使うとよく起きてしまいます。

磨き用の布は、一度洗濯して馴染ませた方がこのリスクは回避できます!

布による細かい傷

磨きの工程で強くこすってしまうと、せっかく光り始めたにも関わらず、傷がついてしまいます。

磨きの工程では、優しく丁寧になでるように磨いていくことで光っていきますので、強くこすらないように磨きましょう。

施工途中でのワックスの剥離

磨きの工程で、一部分のワックスがはがれてしまい大部分は光っているにも関わらず、部分的にワックスがはがれてしまうこともあります。

その原因は、下地が均一に乾燥できていない、布が一部のワックスを引っ張ってしまっていることで起きています。

何層にも重ねた下地の磨きの一歩手前のワックスは、乾燥時間を少し長めにとってあげましょう。

鏡面仕上げのコツ

  1. 適度な硬さのワックスで下地作りをしっかりする。
  2. 使う布は、一度洗濯して毛羽の出にくくなったものを使う。
  3. 磨きに入る前に下地のワックスをしっかり乾燥させて優しく布で撫でるように磨く。
トリコ
トリコ

ワックスの下地は3層程度行いましょう!もちろんレザーの種類によりますが、普通のスムースレザーについては、目安になります。

まとめ

今回鏡面磨きをした革靴

美しい鏡面磨きはできましたでしょうか。

慌てて磨きに入ることで、磨きなおしなどの大きな代償を払うことになります。何より何度も失敗してしまうと、靴磨き自体が楽しくなくなってしまい、本当に残念なことになってしまいます。

プロを習った磨きに入る前に同じような失敗をしてしまっている方には、一度この手順やコツ、そしてクリームやワックスを使って慣れていっていただければと思います。

一度できれば、感触をつかみ、これまでお持ちのワックスやクリームでもできるようになると思います。

さらに、そのお持ちのワックスとこのミラーグロスワックスを合わせて使うことも試してみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました