ハイドロディップのプロセスは、一定のスキルと知識が要求されるため、最初に適切なスプレーと色の選び方を知ることは非常に有益です。以下に、ハイドロディップのスプレーのおすすめやカラー選びのポイントについて説明します。
これらのポイントを考慮して、自分の好みや目的に合ったカラー選びを行うことができます。
また、ハイドロディップに必要なスプレーの種類も塗装用だけでなく、密着性を高めるスプレーや、コーティングするスプレーといくつか必要とします。
それぞれのおすすめのスプレーと選び方のコツをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
また、ハイドロディップに必要なスプレーの種類も塗装用だけでなく、密着性を高めるスプレーや、コーティングするスプレーといくつか必要とします。
それぞれのおすすめのスプレーと選び方のコツをまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
ハイドロディップに必要なスプレー

これからスプレーを選んで、ハイドロディップにチャレンジしようとして、転写用スプレーの種類を安易に選んでしまい、すぐに剥がれてしまったり、上手く水に浮かばなかったりと失敗してせっかくのスニーカーを無駄にしてしまう…
少しでもそんな方をなくしたいということで、失敗の原因の多くがこのスプレー選びとなりますので、間違えのないスプレー選びをご紹介いたします。
スプレーのおすすめ
- Rust-OleumやKrylon: これらのブランドは、ハイドロディップや一般的なスプレー塗装に広く使用されており、多くの色と仕上げが用意されています。
- Dupli-Color: 車やオートバイの部品のカスタム塗装用に設計された、高品質なスプレー塗料のブランドです。
- ValsparやMontana Cans: アートワークやデザインの詳細に特化したスプレー塗料のブランドです。
転写用スプレー
転写用スプレーは、ラスト・オリウムがおすすめです!
国内での市販品での間違えの無いスプレーはこれ一択です…
ただし、日本で入手できる色が限られていますが、ハイドロディップは、ひとつとして同じ模様にならないのが特徴なので、是非二色程度のスプレーを入手してチャレンジしてみてください!
定着用スプレー
塗料が、靴にしっかり定着するように拭くスプレーも必要です。
お車が好きな方や、塗装知識のある方はご存知かと思いますが、そのまま塗装しても、上手く塗装したいものに定着しないんですよね。
一番手軽にできる下準備は、やっぱりスプレー式の定着剤です!
また、定着剤の前にはプラサフを吹いてからプライマーを満遍なく振っていきましょう。
コーティング用フィニッシャー
最後に仕上げのクリア塗装。
クリア塗装は、転写した模様を保護する役割となります。
転写が上手く行った際は、最後に仕上げで塗っていきましょう!
ハイドロディップに適したスプレーとカラー選びのコツ

転写用スプレーは、水性のものを選んでしまうと水に浮かずに溶けてしまいます。また、ラッカースプレーは、バリバリになってしまい、転写後に失敗したことに気づくことになります…
油性のスプレーを選んでいただくことになりますが、国内の塗料メーカーには、ほぼ皆無と言っていいでしょう。
転写用のスプレーは、スプレーが原因での失敗をしたくない場合は、ラスト・オリウムのカラーから選んでチャレンジしましょう!
カラー選びのポイント
色の選び方も大変難しいですね。初めてのハイドロディップおすすめのカラーとしてまず検討してほしいのは、
- ブラック+好きな色
- ホワイト+好きな色
手軽に購入できる色が、かぎられているのでそこまで迷わないかと思いますが、始めは黒または白+好きな色がいいのではと思っています。
ラインナップを見てみると、原色の展開しかしていなく、複数組み合わせるとキツイ配色になることが想定されます。
- 目的の理解: 作成したいデザインやその使用目的に合わせて色を選びましょう。例えば、アウトドア用品をカスタムする場合は迷彩や自然な色が適しています。
- 基本色の選択: 基本的な色(白、黒、グレーなど)は他の色との組み合わせやグラデーションを作る際に役立ちます。
- コントラストの確保: デザインに動きや深みを持たせるため、明るい色と暗い色を組み合わせることを考慮してください。
- 組み合わせる色の数: 複数の色を使用する場合、それらが互いに調和することを確認してください。カラーパレットやカラーホイールを参照すると、色同士の関係性がわかりやすくなります。
- 仕上げの種類: マット、半光沢、高光沢など、仕上げの種類によっても最終的な外観が変わります。使用目的や好みに合わせて選びましょう。
- テスト: 実際に使いたい材料の小さい部分でテストを行い、色の出方や組み合わせの見た目を確認することをおすすめします。
これらのポイントを考慮して、自分の好みや目的に合ったカラー選びを行うことができます。
ナイキ エア フォース 1 LOW By Youを使って、草案を練ることもおすすめします。
カスタムスニーカーの作り方(ナイキ エア フォース 1 LOW By You)
まとめ

それぞれのスプレーの役割を理解し、その役割を果たすためにどのように塗布するかが重要です。
現在、日本国内で入手できるハイドロディップに使えるスプレーの種類は限られていますので、是非ここでご紹介しているスプレーを準備してみてください。
また、スプレーでのハイドロディップにチャレンジする前に、転写用フィルムでもハイドロディップは楽しめますので、転写用フィルムも検討してみてくださいね。