ハイドロディップってインスタグラムや、ユーチューブでも目にするようになりましたね。
オリジナルのスニーカーを作るための技術で、デザイン次第では、自分でも作ることが出来るんです。
日本では、水圧転写といい転写用のスプレーやデザインシートを使って、色や柄をスニーカーの好きな部分につけることが出来る技術
やり方がわかれば、楽しめること間違いありません!
ハイドロデップのやり方
水に浮かせたマーブル模様の塗料に色を付けたいものをくぐらせて塗装
塗料の選び方や、模様を付けない箇所へのマスキングなど事前準備が必要です。
下準備
靴全体に満遍なくお願いします。
まずは、新品のスニーカーに定着液スプレーを吹いていきます。
そのあとは、マスキングテープで、塗料を付着させたくない箇所を保護し色がつかないようにします。
スニーカーの入る容器に水をはり準備
ゴミが入らないように。
準備した容器に水を張り、八分目程度汲んでください。
転写シートを水面に乗せます。
この時スプレーで行う際は、スプレーでマーブル模様を作るように、準備したスプレーを交互に水面に吹き付けていきます。色味のバランスが取れるよう吹き付けて下さい。
着色
ゆっくりくぐらせてくださいね。
スニーカーを伏せるように水面の塗膜にくぐらせます。
スニーカーが、水中にすっぽり入ったら、手首を振って水中で揺らします。外に出す際に再度塗料を付けてしまわないよう気を付けて出してください。
片方が終わったら、もう片方も同じように行います。
外に出したら乾燥させます。
仕上げ
乾燥後は、仕上げに入ります!
用意した筆と塗料で単色で塗りたい部分を塗っていきます。
この際も、マスキングが必要な場合は、再度マスキングを行ってください。
マスキングは、手間をかけただけきれいに仕上がりますので、マスキング作業は丁寧に行っておきましょう!
また、乾燥させて最後にアクリルフィニッシャーで保護するために筆で塗布します。そして乾燥したら、マスキングを取って完了です!
\剥がれちゃう前に読む/

ハイドロディップに必要な道具
1,水を張る容器
靴を丸ごと入れ込めて、転写シートも広げられる大きさのものを選びましょう。
衣装ケースなどがおすすめです。
2,筆
転写以外でデザイン的に色を付けたい場合に必要となります。
塗る面積によって、太さを選んでくださいね!
3,色付け用塗料
転写するマーブル模様と合わせて色のチョイスをすると、上手く行きます。
慣れてきたら、色を混ぜてほしい色を作ってみてくださいね!
4,転写スプレーまたは、転写シート
転写用スプレー
転写用のスプレーは、2色から3色程度から始めるといいでしょう!
あまり色の数が多すぎると煩雑なデザインになってしまいますので、ご注意ください。
\スプレー選びのポイントを見る/

転写シート
あらかじめいろいろな柄のシートが用意されているので、そのシートを見ずに浮かして転写するだけ!
スプレーよりも手軽◎
\転写フィルムならもっと手軽/

5,定着液スプレー
定着液は、転写前に塗布することで塗料の定着を促進して、きれいな転写に役立ちます。
6,アクリルフィニッシャー
転写後の塗料の保護膜を作るために利用します。
せっかくのきれいな色がすぐに落ちないように役立ちます!
7,マスキングテープ
太さの違うものがいくつかありますので、二種類くらいあると便利です。
着色したくない部分に貼って、色がつくのを防止
水につけることになるので靴が濡れにくくする役割にもなります。
面積が広い部分のマスキングテープ
細かい部分のマスキングテープ
8,カッター
少し特殊なカッターが必要です!
アートナイフといって細やかな裁断に使うカッターです。
9,塗装用マスク
スプレーを使ってデザインする場合は、塗装用のマスクを使いましょう。
屋外での作業は必須ですね。
10,ゴム手袋
薄手の使い捨てのゴム手袋がが便利です!
塗料がたくさんつきます。
使いまわしができないので、使い捨てでたくさん入ったものをおすすめします。
11.スニーカー
白いスニーカーがおすすめです。
ナイキのエアフォース1が良く使われているのは、切り返しの量とアッパーのパーツごとの面積が各々ちょうどいいこと。
シンプルなスニーカーデザインですが、ハイドロディップする上でもそのシンプルさだけでなく、そのパーツへの配色をしても失敗が少ない作りになっている点が重宝されている理由です!
是非、ナイキエアフォース1でも試してみてくださいね。
\やりやすいスニーカーを見る/

まとめ
ハイドロディップによって自分だけのオリジナルのものを作ることができます。
手順の把握や乾燥時間の確保、マスキング技術が必要となりますが、細部まできれいに仕上げる際は、丁寧に時間をかけて行ってください。
また、初めはいらないもので試してみることをおすすめします。
きっと一度やってみたら、もう少し学んでみようということになるでしょう。
その時は、またこのページに遊びに来てくださいね!
オリジナルのスニーカーや小物などをデザインして楽しんでみてください。