水を使ってのクリーニング方法は、ケースによって必要と説いていましたが、そこまでの汚れではないというケースも多く存在していると思います。
プロに習った靴内部のクリーニング方法を習得し、さらに快適に履いていけるようケアしていきましょう!
靴磨きの工程の中で、とても重要なのは、埃や汚れを落とすことです。どんなにきれいに仕上げる技術がついてきても、埃や汚れを落とすことをおろそかにしてしまうと、きれいにすべき革靴がどんどん劣化してしまします。
外見に目が行きがちな靴磨きですが、内部のクリーニングもとても重要なケアの一つです!
靴内部のクリーニング 用意するもの
- アルコールの入った霧吹き
ドラッグストアなどで消毒用エタノールを購入しましょう。 - アルコールに浸したコットン
ウェットティッシュで代用できます!

トリコ
しっかり消毒することで、においの軽減もできますね。
水洗いしない靴のクリーニングの手順
靴は外部だけでなく内部にもたくさん潜んでいます。靴磨きのをする前に内部の清掃も行い、各パーツの見えない部分のつなぎ目などしっかりとクリーニング行うことで、より長持ちで快適な履き心地に近づきます!
- シューレースをほどき、インソール全体にアルコールを霧吹きで吹きかけます。
- 羽の裏やライニングとインソールの付け根など埃がたまりやすい部分をアルコールを浸したコットン(ウェットティッシュで代用可)で拭き取ります。
- トゥの内部やインソールの隙間を2.の手順で拭いて埃を取り除きます。
最後に、シューツリーを挿入して直射日光を避けた風通しの良い場所に保管して完了です!
内部クリーニング後は
内部のクリーニング後は、コバやソールのケアを行って、アッパーのケアに入っていきましょう。
アッパーのケアまで完了するとフルメンテナンスの完了です!
最後に
とても簡単な作業で、準備するものの軽微なものだったかと思います。
簡単な作業ではありますが、靴磨きの工程の中でも埃や汚れを落とす作業は、とても大切な作業となります。内部も革でできていることが多く、その汚れにより水分と油分が失われてしまうことは、アッパーなどと同じです。
それが原因で内部の革が切れたり、乾燥しすぎて擦れてしまっては履き心地にも影響しますし、何よりダメージを負わせることになってしまいます。
また、においを軽減したりととてもいいことが多いので、是非、定期的なお手入れに取り入れてみてください!