革靴ひび割れを直すお手入れの方法と予防法

SHOE CARE

革靴のひび割れが起こったとき、絶望の淵に立たされるのは私だけではないはず…きっとお手入れを怠った自分を責めてしまうそんなことがあるのではないでしょうか。

自分を責めることをやめ、さらに愛着を深めるいい機会にしていただきたく革靴のひび割れを直すお手入れの方法を行っていきます。

革靴のひび割れのお手入れの方法ダイジェスト

  1. ひび割れの傷を滑らかにする。
  2. 色を乗せる。

革靴のひび割れの期待値

直せても期待以上の仕上がりになるかも心配ですね。正直風合いは元には戻せませんし、深い傷は、補修の際にさらに悪化させてしまうリスクもあります。

本来の革の風合いは損なわれてしまいます。

表皮を削って滑らかにして傷を消す作業になるため、本来の風合いが部分的に損なわれてしまいます。アドカラーの色付けで表皮に色を乗せるためです。

傷が深すぎる場合は、期待できません。

深すぎる傷の補修は、サンドペーパーで削ると穴をあけてしまうリスクが伴います。その際は、プロに任せてあて革をパッチで当てるチャールズパッチなる技法で行います。

そこまでの補修を行うかは靴の状態と今後の付き合いで決めていきましょう。

革靴のひび割れのお手入れ準備するもの

少し準備が必要ですが、 これからさらに愛着を持って革靴と付き合っていけるのを楽しみに用意してください。

  1. サンドペーパー ♯400と♯1000
  2. きれいな布
  3. アドカラー
  4. 小さい容器(パレットの代用)
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サンドペーパー

目の粗いものと細かいものを用意しましょう。サンドペーパーは、番手と言って番号で目の粗さが表記されています。

今回おすすめの番手は、♯400と♯1000になります。
あまり番手の粗いものになると削れ過ぎてしまうため気を付けたいですね。

クリーナーときれいな布

普段クリーナー(汚れ落とし)をふき取る際などに利用している布で大丈夫です。できるだけきれいなものを準備しましょう。
革を削る際に出る削りかすをきれいにするときに使います。

アドカラー

コロンブスのアドカラーは、何色かを混ぜ合わせて調色を行うこともでき、価格も安かったと思います。一本300円くらいで入手できるかと思います。

今回私は、モウブレイのレザーコンシーラーを使って補色していきます。
自身の靴に合った色を選んでくださいね。

平たい筆がいいかと思います。大きな面積ではないため細いもので十分です。100円ショップなどでも十分なものが手に入りますので、ご準備下さい。

小さい容器(パレットの代用)

浅いお皿のようなものがいいかと思います。何か缶のふたようなもので代用できますが、筆を購入する際に100円ショップなどで一緒に絵の具用のパレットを購入してもいいかもしれません。
色の調整を行う際に使います。

革靴のひび割れお手入れの手順

準備が整いましたら、以下の手順とポイントに注意しながら作業いたします。

ポイントと手順

サンドペーパーで表面を削る際は、できるだけ狭い範囲になるように軽くこすっていきます。ほかの関係のない革まで広範囲に削ることは避けましょう。
また、補色する色を作成する際は近い色の補色材(アドカラーなど)を3色程度で調整しましょう。

  1. 馬毛ブラシでしっかりと埃を払います。
  2. 傷のある個所の表面をサンドぺーパーで削ります。
  3. 靴に合った補色材で色を作ります。
  4. 補色材を筆で塗ります。
  5. しっかり乾かします。
  6. 靴のお手入れをして完成です。

ひび割れの起きる3つの原因

一番多いのは、お手入れ不足によるものでやはりこのひび割れを避けるためにも日々のお手入れは重要です。しかしお手入れをしていてもひび割れしてしまう原因がありますので、今後のお手入れはそこにも気を付けて行っていきたいですね。

お手入れ不足による革の乾燥

革は製品になると水分と油分が乾燥します。適度に定期的に水分と油分を与えることで本来の状態を維持して長持ちします。

お手入れが不足すると革が乾燥して、気づいた時にはひび割れをしてしまいます。

ヘビーローテーションによる革の酷使

革のひび割れは、しわの深い部分で起こります。

毎日長時間履いてそのままの状態を続けるとしわの伸びる時間がない状態で経過するため、そのしわが気づいた時にひびに変わってしまいます。

クリームの塗りすぎ

一見一番最初のお手入れを定期的にっすると逆のことになりますが、クリームを無理すぎると余分なクリームが空気に触れて酸化し、革を固くしてしまいます。

固くなった部分は、しわが寄ると割れてしまします。

ひび割れの原因から今後の対策を決める

今後ひび割れのお手入れは、直せてもないに越したことはありませんよね。結局これからは、ひび割れが二度と起きないように日々少しだけ気を付けて過ごすだけで避けることができます。

「もの」は何にしても予防が大切ですね。特に自然素材の革はデリケートな素材のため日々の予防が最も効果的です。

革製品の汚れ防止の他の例はこちら

普段できるひび割れ防止対策

  1. 帰ってきたらブラッシング!
  2. シューキーパー(シューツリー)を入れて保管!
  3. 月に一回程度デリケートクリームを塗る!

最後のひび割れにするために

革靴を履いた日は、帰宅後ブラシでかわいがってあげましょう。付着した埃を普段から払ってあげることで、埃が革の水分や油分を奪わないようケアします。

また、シューキーパーは、しわを伸ばす効果もあるため、しわが付きっぱなしという状況を回避してくれます。

そして、月に一度程度の栄養補給で乾燥ぎることを避けてあげることで何年も付き合っていける一足となるでしょう。

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