日々の取り扱いは、その後の靴の寿命や、コンディションを大きく左右します。新品のおろしたての時だけの手入れでは、何年も付き合っていくことはできないでしょう。
とても簡単なことから始め、習慣にできればしめたものです。永く靴を育てながら付き合っていくことができ、またとてもかっこいい状態をキープすることができます。

履きこんだ、きれいな靴ほどかっこいいものはないですよね!
革靴を長持ちさせる4つの約束とは。
- 靴ひもは毎回結び直す
- シューホーンを利用する
- シューツリーを入れる
- 保管場所をこだわる
1.靴ひもは毎回結び直しましょう!
靴ひもを解かず、脱ぎ履きを続けると余分な力を革にある与えてしまい、靴がどんどん傷んでいってしまいます。脱ぎ履きの多い文化の日本では、紐を都度緩めて結び直すことはとても面倒と感じますが、靴を大切に思っている購入時から癖付けしてしまいましょう!
2.シューホンを必ず使いましょう!
シューホン(靴ベラ)の役割ってご存知でしょうか。私も勘違いしてたのですが、靴を履きやすくするものじゃないんです。
靴が傷まないように、靴ベラは存在しているのです。本来の使い方を理解して、靴にとって大切なかかとを守っていきましょう。
3.シューツリーを入れましょう!
シューキーパーには、たくさんの役割があります。
靴内部の湿気を取ってくれたり、においを取ってくれたり、しわを伸ばしたりと靴のケアに欠かせない仕事を一挙に請け負ってくれています。
履いた後は、シューツリーを入れて保管です。



4.保管場所にこだわろう!
下駄箱はそのままだと通気性が悪く、湿度管理などがままなっていません。下駄箱を利用してその中が靴にとって快適になるような環境を工夫して作ってください。
湿気は下にたまるため、大切な靴をなるべく上段にしまっていただくことも、簡単な対策の一つです。
・棚板に革底がついたままにならないよう、浮かす工夫をしてしまう。
・湿気を取りながら保管するため、湿気取り剤や炭を置く
革靴を長持ちさせる日々の簡単なお手入れと注意点
日々のお手入れ




ブラッシングのみ!
人間の足は、1日で300mlもの汗をかいているといわれています。中にたまらないのというくらいの量ですが、蒸発したり、革が吸収したりと靴を通して何とかなっているそんな状況で家に帰ってきます。
履いた後は、ブラッシングして4つの約束の実行で革靴をいたわってあげて、永く付き合いましょう。
おすすめのブラッシングは、馬毛ブラシ
注意点
クリームは、塗りすぎると革の硬化につながります。意外と大切にするがあまり、クリームを日々のお手入れ時からたくさん塗布して、革にヒビを入れてしまうといった、悲しいことが多く起こっています。
一つの靴を少なくとも5.6回履いてクリームのケアをしてあげるというくらいの頻度でしてあげましょう。
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